コーヒーと焙煎の美味しい話


コーヒー豆の焙煎とは?

コーヒー豆において焙煎というのはコーヒー生豆を煎ることによって変化させ、抽出に適した状態にさせる非常に重要な工程です。
飲み方に応じて焙煎方法を変えることによって様々な味わいを楽しむことが出来ます。
例え素晴らしい風味のコーヒー豆であっても、焙煎段階で失敗しては台無しになります。
コーヒー豆において、いわば調理の一つとも言える重要な工程なのです。


焙煎の深さ(ロースト)

浅煎り

カップテストなどで使われることの多い焙煎の深さです。
苦味は少なく、酸味が全面に出やすい焙煎。

ライトロースト(L値27以上)
シナモンロースト(L値25以上27未満)

中煎り

ホットコーヒーなどに適した焙煎の深さです。
酸味とほどよい苦味を味わいやすい焙煎です。

ミディアムロースト(L値22.5以上25未満)
ハイロースト(L値20.5以上22.5未満)
シティロースト(L値18.5以上20.5未満)

深煎り

アイスコーヒーやエスプレッソに適した焙煎。
苦味を強く、酸味についてはあまり感じることはありません。

フルシティロースト(L値16.5以上18.5未満)
フレンチロースト(L値15以上16.5未満)
シティロースト(L値15未満)

★数字についてはあくまで目安です。お店や企業によってローストの基準は異なります。
L値というのは明るさを表す基準となる数字です。
明るいほど数字が大きく、反対に黒ければ数字が少なく焙煎が進んでいると考えることが出来ます。


焙煎機の構造の話など